★ダマスクローズの花言葉は「美しい姿・照り映える容姿」
ピンクの多弁、丸弁咲きの優美な姿。多くのバラの中でも、特に濃厚で甘い香りを放つ品種として、古代から世界中のセレブリティに愛されているのが、ダマスクローズです。その花言葉「美しい姿・照り映える容姿」。栽培の起源は古く、紀元前6〜5世紀には始まっていたとされ、すでに古代ギリシャ・ローマ時代には観賞用として人々に知られていました。絶世の美女、クレオパトラや、ナポレオン一世に愛された皇妃ジョセフィーヌも、その気品高い香りをこよなく愛したと伝えられています。
★【バラの母】ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ
中世のフランスでこよなくバラを愛したナポレオンのお妃のジョゼフィーヌ。
パリ郊外のマルメゾン宮殿には250種ものバラの花が栽培され、ヨーロッパの貴族達の間にバラブームをもたらしました。
彼女がバラの母といわれる所以は、ブームを引き起こしたことではありません。
現在、私たちがたくさんの種類を楽しめるのも、彼女が人生の大半をささげたバラの収集、研究、そして人工交配。
世界中のバラを収集し、そして、人工交配の技術を駆使した結果の新種のバラの花たちは、当時の女性をとりこにしたことでしょう。
余談ですが、ジョゼフィーヌは、恋多き女性であったともいわれています。
バラの色香をもたジョゼフィーヌに数々の男性がとりこになったのでしょう。
★バラのお風呂でアロマ クレオパトラ
こよなくバラを愛したことで知られる世界三大美女のクレオパトラ。今に伝わる3つの逸話をご紹介いたします。
1.シーザーをエジプトに迎えるとき、宮殿全体をバラの花で装飾し歓迎したようです。
2.バラの花を1メートル敷き詰めた寝室で寝ていたらしいです。
3.当然、お風呂にはバラのエッセンシャルオイルを。バラのお風呂のアロマテラピーが彼女を世界三大美女にしたのかもしれませんね。 |