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青汁について
日本人は野菜不足−アメリカ人よりも野菜を食べていない!
日本では、2000年より「健康日本21(21世紀における国民健康づくり運動)」を開始していますが、アメリカでは日本の「健康日本21」が推進される前の1991年より「5 A DAY(ファイブ・ア・デイ)「1日5サービング(皿)以上の野菜と果物を食べよう」というキャンペーンが取り組まれています。
このキャンペーンは、アメリカのPBH(農作物健康増進基金)とNCI(米国立ガン研究所)が協力し合い、発がん原因の35%を占める食習慣を改善し、野菜や果物を毎日5皿以上食べることにより、がんや肥満を予防しようというものです。
全米で取り組まれた結果、一人あたりの野菜と果物の摂取量が確実に増加し、日本人の野菜と果物の摂取量をはるかに超える結果となりました。
食生活の欧米化が問題とされている昨今ですが、実は、アメリカではすでに野菜の摂取量不足の改善策が国ぐるみでとられているのです。
1日あたりの野菜摂取量が少ない日本人。特に20代の女性が少ないようです。

野菜摂取量の平均値

カラダにいい野菜をたくさん食べましょうとよく言われていますが、一日あたりどれくらいの野菜を食べていますか?
令和元年の「国民健康・栄養調査」によりますと、成人男性の平均は288.3g、女性は273.6gです。
「健康日本21」がかかげる1日の目標350gには約60〜70gも不足する結果となっています。
年齢別にみると、70代以上の男性が322.9gともっとも1日あたりの野菜の摂取量が多く、20代の成人女性の1日あたりの野菜の摂取量がもっともすくなく、350gの約60%しか充足されていません。
意外にも、男性よりも女性のほうが野菜をたべていないようです。
野菜不足は危険
野菜は、ビタミン、ミネラル、食物繊維等の大切な供給源です。
野菜から摂取できる健康的なカラダをつくるための栄養素が減少してしまいます。
健康なカラダを維持するためにも積極的に野菜を取りましょう。
青汁とは
野菜を搾った汁を「青汁」と命名したのは元倉敷中央病院の遠藤仁郎博士です。
遠藤先生は、戦中の食料不足が深刻だった昭和18年ごろから緑葉食青汁運動を開始され、青汁の普及に尽力されました。
遠藤先生の著書、「青汁の効用」主婦の友社は、青汁の基礎理念として現在もそのまま引き継がれています。
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青汁の正しい知識
青汁
遠藤先生が推奨された青汁は、ビタミン・カルシウムが豊富に含まれる緑の葉からとれる汁です。
青汁の材料の必要条件
(1) 毒性のない材料を青汁に使用すること
青汁に使用する材料の実や、葉に毒性物質が含まれていることにとどまらず、農薬がかかっていたり、かかる恐れがあるものは慎重に青汁に使用しなければなりません。
(2) 清浄された材料を青汁に使用すること
栽培に使用される肥料を含め、安全を確認できる材料を青汁として使用する。
(3) 質のよい材料を青汁に使用すること
青汁のねらいとするところは、栄養を完全にすることです。ビタミン・ミネラル・カルシウムを豊富に含む材料を厳選して青汁として使用する。

(4)

味のよい青汁であること
青汁は基本的にまずくてのみにくいものです。青汁に使用する材料は、なるべく味の良いものであることが必要です。
(5) イキのよい材料を青汁に使用すること
なるべくよく日光にあたった、そして、自然に近い、新鮮でイキのよいもの材料を青汁に使用する。
(6) 量が十分にあり、年中ある材料を青汁に使用すること
年間をとおし、青汁の材料として豊富に供給が可能であること。

遠藤先生の青汁のつくり方
清潔でイキの良い青汁の材料を、浄水でよく洗い、どろどろにすりつぶし、しぼりとる
(1) 水洗い
青汁の材料をきれいに洗浄することはもちろん、青汁をつくるために使う器具、器械も清潔でなければなりません。
(2) 青汁の材料のすりつぶし
葉の成分は、かたい繊維に包まれているので、ただ圧搾しただけでは、よい青汁にはなりません。よい青汁のために、すりばちやミンチをつかってすりぶしてから青汁を搾ります。
(3) 青汁のしぼりとり
便秘ぐせの人、青汁だけでは便秘するような人は、すりつぶしただけのものを食べることをおすすめしますが、普通はしぼりとった青汁のみを飲みます。

青汁の飲み方
しぼったままの生地か、適当に薄め、または味なおしし、はじめ少量から慣らし、次第に増やしていきます。なるべく、作りたてをすぐに飲みます。時間がたつだけ、味がわるくなり、質も落ちます。
(1) 青汁の薄め方
なるべくしぼったままのストレートの青汁に慣れるべきですが、青汁が飲みづらければ、水や冷たいお茶、おすすめの牛乳等で青汁を薄めます。また、果汁や野菜ジュースを入れるといっそうの青汁が飲みやすくなります。
(2) 青汁特有の青臭みには
青汁の青臭みには、みかん、れもん、すだち等の果汁を青汁に入れると、青汁特有の臭みを抑えることができます。
(3) 青汁の味付け
人口甘味は絶対に避け、青汁に甘味を求めるときはハチミツ、青汁に酸味を求めるときには果汁等を加えます。
(4) 青汁は生命をかけて飲むもの
青汁はもともとまずいものです。決して嗜好飲料ではありません。味のために飲むのでなく、健康のためにいわば、生命をかけてのむものです。
参考文献 青汁の効用 遠藤仁郎著 主婦の友 青汁の正しい知識 P22〜48

戦前、各家庭に1冊あったといわれる現在の「家庭の医学」のような存在であった「赤本」(家庭に於ける実際的看護の秘訣)の著者、築田多吉先生も青汁の愛飲者でした。先生の青汁の作り方は下記です。
「殊にビタミンや酵素の多い大根の葉、人参やほうれん草、京菜、ふだん草、つる菜、蕪、小松菜、牛蒡、春菊、葱、なづな、よめな等の葉、野草では、おばこ、あかざ、よもぎ、はこべ、紫蘇、柿の青葉、雪の下等から5〜6種混合し細かく切り刻んですり鉢ですりつぶした後、すりこ木で何回もつき汁を出したものに、4分の1の大きさのリンゴをすったものを混ぜる。」

家庭に於ける実際的看護の秘訣 寿40「私の食生活」、 892〜893頁
「青葉汁の偉大なる効果」より
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ミナトヘルスフーズの青汁製造
青汁の製造工程
(1) 栽培
ミナトヘルスフーズの青汁の桑の葉は九州の農場のものを使用しています。青汁の原料の栽培過程の中で、農薬は一切使用せず、また、化学肥料も使用していません。
(2) 収穫
質の高い青汁を目標に、まごころを込めて育ててきた青汁の素材の桑の葉を大事に収穫します。
(3) 洗浄
収穫された青汁の主原料の桑の葉は、畑から程近い加工場に運ばれます。まず、くみ上げられた地下水できれいに洗浄をします。
(4) スチームブランチング〜乾燥
洗浄の後、ブランチングをします。この工程で、新鮮な青汁の素材のあくを抜き酵素活性を抑えることにより、より鮮度の高い状態に保ちます。お湯でさっと湯通しするのが通常ですが、ミナトヘルスフーズの桑の葉は、高温の蒸気を利用したスチームブランチングという工程を採用しています。お湯につけることにより、青汁の素材からの栄養素の流出を防ぐために、なるべく短い時間で高温の蒸気にてブランチングをします。
その後、ブランチングされた桑の葉は大きな乾燥機で完全に水分をとばします。
(5) 殺菌・粉砕
乾燥した桑の葉は、皆さまに安心して青汁としてお召し上がりいただけるように、まず、160度以上の加熱蒸気で殺菌されます。その後、細かい粒子に粉砕。青汁のお召し上がり安さを実現するために、1,000メッシュパスという規格をクリアした超微粒子のみを青汁の材料として使用しています。
(6) 造粒
細かく粉砕した桑の葉は、青汁としてお召し上がりになるときに水になじみやすくするために、粒子同士をくっつけた顆粒状の青汁にします。
※粉砕だけの粉末では、青汁が水面に浮くだけで、なかなかとけず、青汁が水になじみません。
(7) 分包・パッケージング
水になじみやすいさらさらの青汁の顆粒は、お召し上がりやすいように一包ずつ分包に充填されます。最終工程では、金属探知機、ウェイトチェッカーを使用しを青汁を1包ずつ検査を実施し、お客さまに安全な青汁をお届けさせていただいております。
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日本人の食生活を支えてきた「桑の葉」
「桑の葉」
可能性を秘めたハーブ
桑の葉桑の葉の有用性は昔から言い伝えられていますが、現代では、科学的な根拠により桑の葉の特有成分が発見されています。
桑の葉は、現代の高齢化社会や食生活の変化などに対応する大切な役割を果たす可能性を秘めたハーブです。
また、桑の葉は、健康維持や美容に大切な栄養素と食物繊維をたくさん含んでいます。
美しさの基礎となるのは健康なカラダです
桑の葉は、他の青汁の素材と比較しても豊富な栄養成分が含まれています。
青汁素材として代表的な大麦若葉と比較すると、右記チャートのようになります。
桑の葉は、食生活の変化により偏りがちな現代人の栄養バランスに最適な食品です。
疲れがちな方におすすめのビタミンB群、抗酸化物質の代表格のビタミンE、普段の食生活では不足がちな鉄分、ミネラルが多く含まれています。特におなかにお悩みをお持ちの方にはうれしい不溶性の食物繊維が多く含まれており、毎日規則正しい生活におすすめです。
桑の葉と大麦若葉の栄養成分比較(乾燥葉100g)
くわ葉と大麦若葉の栄養成分比較(100g)
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